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歌手 石原詢子さんインタビュー(2025年11月25日掲載)

歌手デビュー37年を迎えた石原詢子さん。9月にリリースされた新曲「恋雨~KOISAME~/愛はかげろう」では、憧れの三浦和人さんとの夢のコラボレーションが実現。切ない愛の心情を自ら作詞で紡ぎ、演歌・歌謡曲とフォークの世界観を融合させた新境地に挑みます。日々の健康習慣や歌への想いを語る姿から、強さとしなやかさの背景を辿ります。

撮影/牧野健人

~石原詢子さんプロフィール

1968年1月12日、岐阜県生まれ。1988年にデビュー。詩吟の家元としての確かな歌唱力と親しみやすい人柄で幅広い世代に愛される。代表曲に「みれん酒」「ふたり傘」「三日月情話」など。NHK紅白歌合戦に2度出場し、テレビやラジオ番組の司会でも活躍。2005年から続く冠ラジオ番組「しあわせ演歌・石原詢子です」は20年を迎える長寿番組。自ら“いとう冨士子”名義で作詞も手がけるなど表現の幅を広げている。

歌手デビュー37年を迎えた石原詢子さん。9月にリリースされた新曲「恋雨~KOISAME~/愛はかげろう」では、憧れの三浦和人さんとの夢のコラボレーションが実現。切ない愛の心情を自ら作詞で紡ぎ、演歌・歌謡曲とフォークの世界観を融合させた新境地に挑みます。日々の健康習慣や歌への想いを語る姿から、強さとしなやかさの背景を辿ります。

楽曲紹介『恋雨~KOISAME~/愛はかげろう』

新曲「恋雨〜K O I S A M E〜」は、石原詢子が長年憧れてきたシンガーソングライター・三浦和人との初コラボレーション。三浦が書き下ろしたメロディーに、〝いとう冨士子〞名義で石原自身が歌詞をのせた、切なくも美しい恋のバラードです。冷たい雨から雪へと変わる冬空に、報われぬ恋の心情を重ねた一曲。カップリングには、三浦和人率いるフォークデュオ「雅夢」の代表曲「愛はかげろう」をカバー。令和に蘇る名曲とともに、新たな挑戦が光る石原詢子の歌の世界を味わえます。

歌手デビュー37年を迎えられました。歌手を目指すきっかけはどんな出来事だったのでしょうか?

 子どもの頃から詩吟を習っていたので、このまま父の後を継いでレールを敷かれるままに生きていくのだろうと思っていたんです。でもある時、テレビで石川さゆりさんが「津軽海峡・冬景色」を歌う姿を拝見して、「私もこんなふうに歌いたいな」と強く憧れたのがきっかけですね。そこから上京する計画を立てて、高校時代にアルバイトをしながら資金を貯めました。最初は反対もされましたが、最終的には父も「2年間だけ頑張ってこい」と背中を押してくれて、上京して1年経った頃、出会いに恵まれてデビューが決まったんです。

歌手人生の中で、大切にしてきた心構えはありますか?

 父譲りの負けん気の強さと、自分のために頑張ることにあまり惜しみを感じない性格ですかね。新聞配達やアルバイトも「自分のため」と思えば苦労とは感じませんでした。詩吟を通じて「やった分だけ必ず成果が出る」と立証できていたことと、歌が好きだったからこそ、何事も我慢できたのだと思います。あとは、体が丈夫だったことも大きいですね。

今回の新作「恋雨〜K O I S A M E〜」は、憧れの三浦和人さんとのコラボ作品だそうですね。

 そうなんです。15年前にラジオ番組で初めてお会いできて、大ファンです!とお伝えしたのがきっかけで、お食事をご一緒したりする中で、6、7年前「曲を書こうか」とおっしゃってくださったんです。4年前に曲をいただいてから、今回ようやく実現できました。三浦さんとのコラボが実現して本当に嬉しいです。

「いとう冨士子」名義で作詞されていますが、歌詞にはどんな想いを込められたのでしょうか?

 三浦さんの曲はとにかく泣き節なんです。だからこそ、徹底的に泣ける歌にしたいなと思いました。愛されることはないと分かっていてなお、好きだという女性の設定で、雨からみぞれ、みぞれから雪に変わっていく空のうつろいと、女性の気持ちが凍りついていってしまう様子を表現できたらいいなと思い作っていきました。男女問わず、切なくなるような夜にしみじみと聞ける歌に仕上がったと思います。この令和の時代に一番泣ける歌になってほしいですね。 

カップリング曲では、三浦和人さん作詞作曲の「愛はかげろう」をカバーされていますね。

 「愛はかげろう」は私にとって特別な一曲で、いつか必ず歌いたいと願っていた作品です。今回、新しいアレンジで収録できて、私の夢がまた叶ったという感じです。とても満足しています。

日頃から健康管理に気を配っていらっしゃるそうですが、どのような工夫をされているのでしょうか。

 両親とも心筋梗塞で亡くなっているので、血管を詰まらせないよう、玉ねぎを食べたり、らっきょうも自分でつけたりしています。脳ドックも年1回必ず行きます。先生に「2年に1回でいいかも」と言われても、「なんなら半年に1回行きたいぐらいです」って答えるほどです(笑)。あと、今一番はまっているのはマシンピラティスで、週1、行けるときは2回通っています。体幹を鍛えることが長く元気でいるためには大事だと思っているので、ピラティスはすごくいいですね。

食生活で大切にされていることはありますか?

 私の原動力はお米なので、お米をしっかり食べることです。今、発酵ソムリエの検定も受けているんですが、学んだことを活かして納豆とキムチとご飯をなるべく毎日食べています。そこに、らっきょうも加えたり。腸内環境があまり良くなかったのですが、これを心がけるようになってからすごく良くなりました。

歌手として大切な「のどのケア」はどのようにされていますか?

 ケアの秘訣はマスクです。何十年もずっと寝るときもマスクをしています。冬場の乾燥は加湿器では追いつかないので、自分の息で加湿するのが一番いいんです。

最後に、読者のみなさまへ「元気の輪」が広がるメッセージをお願いします。

 私はよく「おいしいものを食べるために仕事をしている」って答えるんです。食べられなくなったら体も弱ってしまいます。おいしいものを食べようという気持ちに自分を持っていくことが一番の健康の秘訣じゃないかなと思います。まずはおいしいものを食べるという目標を立てて、お互いに健康で長生きしましょう。

ありがとうございました!

絶賛発売中!

《収録内容》

M1.恋雨~KOISAME~

M2.愛はかげろう

M3.恋雨~KOISAME~(オリジナル・カラオケ)

M4.愛はかげろう(オリジナル・カラオケ)

【品番】MHCL-3141 【価格】¥1.600(税込)